ウェブアクセシビリティについて
うらら保育室が考えるウェブアクセシビリティとは
情報社会の急速な発展とともに、多くの人がインターネット上のウェブサイトを利用するようになりました。情報の受発信やコミュニケーションの手段として 重要な役割を果たすようになったインターネットですが、すべての人たちにとって、利用しやすい環境になっているとはいいがたいのも事実です。
高齢者や障害者などの情報弱者といわれる人たちにとって利用しやすいことは当然のとこながら、健常者にとっても、分かりやすく利用しやすい、 本当の意味ですべての人たちにとってやさしいウェブサイトにすること、それが、これからの情報化社会をより発展させていくために、ウェブサイトを通して情報を提供する全ての人たちが 考えていかなければならない課題だと考えています。
ページの記述とレイアウトについて
うらら保育室のウェブサイトでは、ウェブ関連技術を標準化している国際的な団体であるW3C(World Wide Web Consortium) のガイドラインに準拠し、各ページの記述を「XHTML 1.0 Strict」、ページレイアウトを「CSS 2.0」に沿って作成しています。
うらら保育室ウェブアクセシビリティガイドライン
うらら保育室では「保育園」という公共性を考え、ウェブサイトでの情報配信に最大限アクセシビリティを考慮することが社会的使命であると考え、2004年6月に制定されたウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJIS規格である 「JIS X 8341-3:高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器・ソフトウェア・サービス−第3部:ウェブコンテンツ」に基づいて、独自のアクセシビリティ指針を作成し、サイト内の企画、各ページの作成を行っています。
番号 | 項目 | 対応JIS |
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1 | 関連する技術の規格および仕様に従い、かつ、それらの正しい文法で作成する。 | 5.1a |
2 | 特定の技術やプラグイン(JavaScript・Javaアプレット・Flash・PDFなど)などを使う場合には、最大限、アクセシビリティを考慮する。 | 5.1b |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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3 | 文書の作成には、見出し、段落、リストなどの要素を正しく用いて文書の構造を規定する。 | 5.2a |
4 | ページの視覚的な表示スタイル(レイアウト)は、文章の構造と分離し、スタイルシート(CSS)を用いて記述する。また、利用者がスタイルシートを使用できない場合でも、閲覧および理解に支障が生じないようにする。 | 5.2b |
5 | 表(テーブル)は、情報を表現するために適切な場合にのみ使用し、レイアウトに用いることは避ける。使用する場合には、適切なマーク付けによってその構造を明示する。 | 5.2c 5.2d |
6 | 各ページのタイトルには、利用者がその内容を識別でき、かつ分かりやすい適切な名称をつける。 | 5.2e |
7 | フレームは使用しない。 | 5.2f |
8 | 閲覧しているページが、サイト内のどこに位置しているか把握できるように、階層などを示した情報を提示する。 | 5.2g |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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9 | マウスのみの操作に依存せず、少なくともキーボードによってすべての操作ができるようにする。 | 5.3a |
10 | フォームの入力欄は、入力する内容や条件を明確にし、その操作にも配慮する。 | 5.3b |
11 | フォームの入力には時間制限を設けない。セキュリティ上の配慮などから、やむを得ず時間を設ける場合には、その旨を明示する。また、時間制限は利用者によって延長又は解除できるようにするか、できない場合には代替手段を用意する。 | 5.3c 5.3d |
12 | 利用者の意思に反して、または認識ができない形で、表示中のページを更新したり、別なページに移動することはしない。 | 5.3e |
13 | ウェブサイト内における、トップページへのリンクやサイト内を移動するためのメニューなどの基本操作部分は、形状・色・配置などに一貫性をもたせる。 | 5.3f |
14 | リンクおよびボタンは、識別しやすく、そのリンク先の内容が分かるような表現にし、操作にも配慮する。 | 5.3g |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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15 | すべての画像には、利用者がその内容を理解できるように適切なalt属性をつける。また、必要な場合にはテキストなどの代替情報を提供する。 | 5.4a 5.4b |
16 | 音声情報を使用する場合には、聴覚を用いなくても理解できるようテキストなどの代替情報を提供する。 | 5.4c |
17 | 動画などを使用する場合には、字幕または状況説明などの手段により同期した代替情報を提供する。 | 5.4d |
18 | 特定の技術やプラグイン(JavaScript・Javaアプレット・Flash・PDFなど)などを使う場合には、利用者がその内容を理解できるようにテキストなどの代替情報と、そのプラグインを得られるサイトへのリンクを提供する。 | 5.4e |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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19 | ウェブコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、色や形又は位置などの単独の要素に依存して使用しない。 | 5.5a 5.5b |
20 | 文字や画像の使用においては、そのコントラストを十分にとり、識別しやすい配色にする。 | 5.5c |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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21 | 文字のサイズおよびフォントは固定せず、必要に応じ利用者が変更できるようにする。 | 5.6a |
22 | フォントを指定するときには、サイズおよび書体を考慮し読みやすいフォントを指定する。 | 5.6b |
23 | フォントの色には、背景色などを考慮し見やすい色を指定する。 | 5.6c |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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24 | BGMやボタンの操作音などの音を自動的に再生しない。再生する必要がある場合には、その旨を明示する。 | 5.7a |
25 | 音を使用する場合には、利用者が音量調整、再生、停止などを制御できるようにする。 | 5.7b |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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26 | 変化または移動する画像やテキストを使用する場合には、その速度、色彩・輝度の変化などに注意する。 | 5.8a |
27 | 早い周期で点滅すような画像やテキストを使用しない。 | 5.8b |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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28 | HTML文書には適切な言語コードを指定する。 | 5.9a |
29 | 利用者にとって、一般的ではなく理解しづらいと考えられる用語(外国語・専門用語・略語・流行語など)は多用しない。使用する場合には、初めて記載するときに解説をする。 | 5.9b 5.9c |
30 | 利用者にとって、読みの難しいと考えられる言葉(固有名詞など)は多用しない。使用する場合には、初めて記載するときに読みを明示する。 | 5.9d |
31 | 表現のために単語の途中にスペースまたは改行を入れない。 | 5.9e |
32 | 文章だけで伝えることが難しい情報には、分かりやすい図や記号、イラストレーション、音声などを合わせて用いることを考慮する。 | 5.9f |
番号 | 項目 | 対応JIS |
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33 | ウェブサイトの企画・運用および保守の全般的な過程において、常にアクセシビリティを考慮し、品質の確保・向上に努める。 | 6.1 6.2 |
34 | ウェブサイトの企画・設計を行う者は、アクセシビリティの確保についての検証を行わなければならない。 | 6.3 |
35 | ウェブサイトの企画・設計を行う者は、利用者の意見・要望などを収集し、アクセシビリティの確保・向上に活かさなければならない。 | 6.4 |
36 | 利用者とコミュニケーションが取れるよう、問い合わせ先をウェブサイト内の分かりやすい位置に明示する。 | 6.5 |